2009年7月3日金曜日



 安奈がアフリカに行って、ひとつはっきりとわかったことがあります。以前から、言葉では知っていたけど、実感していなかったことです。でも最近良くわかるのです。心で、はっきりと感じることができるからです。
 これは、安奈に対してではなく、僕の人生にかかわっているすべての人たち全員に対してそうなのだけれども、愛は、他の人の幸せを心からうれしく思うことなんだなぁって。
 安奈がアフリカに行くことで、僕はとても寂しく感じたけれど、そして、いまだに親として子供が巣立ってゆくことで、心に痛みを感じるけれど、子供が幸せなのを見て、本当に良かったと心から喜んでいるのです。痛みと喜びが共存している。この奇妙な感覚も愛のひとつの姿なのかな。
 僕の感じる痛みは、イエス様が払われた犠牲には程遠いけれども、イエス様が十字架にかかられた時、イエス様も心のうちに喜びを感じていたんだと思います。もちろん苦しく、痛みは耐え難いほどひどかったかもしれないけれど、それによって愛する者たちが幸せになれることを実感し、心の奥底で喜びを感じていたと思います。「うん、これでいいんだ。本当に良かった。本当に嬉しい」ってね。
 以前は幸せそうな人たちを見ると妬むことがよくありました。でも最近は、幸せそうな人たちを見て微笑むことができるようになりました。「本当に良かった」って。
 僕にはイエス様がいます。彼はいつも一緒にいてくれます。僕はそれで十分です。彼は、僕が必要とするただ一人の方です。だから、僕はとても幸せです。彼が、僕の心に本当の喜びと幸せを注いでくれるからです。イエス様、本当にありがとう。

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